現場が、私の学校でした
私には、立派な経歴がありません。その代わり、現場だけは人一倍踏んできました。売れない日の店頭の空気。クレームの電話を取る手の重さ。それでも一件決まった瞬間の、あの手応え。事業の答えは、会議室ではなく現場に落ちている。私はそれを、体で覚えてきました。
現場では、人を配置するだけでは成果は続きません。目的は何か。誰が何をやるのか。何を記録し、誰に報告し、どう改善するのか。ここを曖昧にした仕事は、必ずどこかで崩れます。逆に言えば、ここさえ丁寧にやれば、小さな会社でも大きな信頼を積めるのです。
「地味」を、武器にする
だから当社は、かっこいい言葉より先に、役割と条件を書面にすることから始めます。実行は記録に残す。報告は次の改善につなげる。できないことは、できないと言う。約束したことは、やり切る。うまくいかなかったときは、ごまかさずに直す。
正直、地味です。でも、この地味さこそが、お客様と仲間を守る一番の誠実さだと本気で思っています。派手な実績を飾るより、翌朝の現場が確実に変わっていること。私たちが勝負しているのは、そこです。
6つの事業には、ぜんぶ理由がある
群馬県太田市で始めた小さな挑戦は、いま6つの事業になりました。事業用車両の導入を支えるNextDrive。販売支援。法人向け軽貨物配送。業務の基盤をつくるNextOffice。現場を整えるWeb・DX支援。そして、人が集まる場としてのたまりBarです。
これは机の上で描いた多角化ではありません。現場で「足りない」とぶつかったものを、一つずつ自分たちで埋めていった結果です。たまりBarを開けたのは2021年、コロナ禍のまっただ中でした。人が集まりにくい時代だからこそ、地元に「たまり場」が要る。そう思ったから開けました。分野は違っても、根っこは全部同じです。現場で困っている人の隣に立ち、実行で応える。それだけです。
小さな会社の、戦い方
私たちはまだ小さな会社です。大手のような規模も、潤沢な資本もありません。でも、小さいからこそできることがあります。決断が速いこと。現場との距離が近いこと。そして、一つひとつの取引に、会社の全力を懸けられること。
取引先の皆さま、金融機関の皆さま。当社は、登記から許認可、取引金融機関まで、確認できる情報をすべて公開しています。隠すものがないからです。まだ道の途中の会社ですが、10年後、「あの会社と組んでよかった」と言っていただけるよう、今日も現場から積み上げていきます。
これから仲間になるあなたへ
最後に、この会社で働くことを考えてくれているあなたへ。私は、現場で頑張る人を軽く扱う会社を、たくさん見てきました。だからこの会社は、そうしないと決めています。役割と条件は書面で明確にする。やった仕事は記録に残し、正当に評価する。現場から始まった会社の、それが流儀です。
一緒に、現場から事業をつくりましょう。お会いできる日を楽しみにしています。
NextFrontLine合同会社
代表社員 湯澤 涼生